こんにちは!
三田市パーソナルジムBuonoの三好です!
今回は「春バテ——春になっても体がだるい・やる気が出ない方へ、鍼灸師が教える正体とセルフケア」をお話しします。
「春になったのになんか体が重い」「ぐっすり寝ても疲れが取れない」「急にやる気がなくなる」……こういう症状、4月は特に多いんだよね。今日はその理由と、自分でできる対策を話していくよ!
「春なのになんか不調」——あなただけじゃない
こんな症状、4月に入ってから感じていませんか?
「よく寝ているのに朝が重い」
「なんとなくだるくて、集中できない」
「気力がわかない。やる気が出ない」
「頭が重い、目が疲れやすい」
「気候は暖かくなってきたのに、体がついていかない」
これは「気のせい」でも「怠け」でもありません。鍼灸師として多くの方を診てきた中で、毎年4月に最も多く聞かれる訴えです。
この状態、東洋医学では昔から「春バテ」として説明されています。
「春バテ」の正体①——東洋医学が教える「肝」の疲れ
春バテって、夏バテみたいなもの?
似てるようで原因が全然ちがう!東洋医学では、春は「肝(かん)」の季節。肝は気(エネルギー)の流れを全身に巡らせる役割があるんだけど、環境の変化やストレスで真っ先にダメージを受けるのがこの「肝」なんだよ。
東洋医学では、5つの臓それぞれに「活性化しやすい季節」があります。春は「肝」の季節です。
肝は「気の巡り」「感情の調整」「血液の貯蔵・供給」を担う臓です。この肝の機能が低下したり、過負荷がかかったりすると、次のような症状があらわれます。
● 体のだるさ・重さ(気が巡らない)
● 目の疲れ・かすみ(肝は目と深くつながる)
● イライラしやすい・気分の波が激しい(感情調整の乱れ)
● やる気が出ない・気力の低下(気の不足)
● 頭痛・肩のこわばり(気の上衝)
春の環境変化——気温差、新生活のストレス、花粉——は「肝」に大きな負担をかけます。東洋医学的に見れば、4月にだるくなるのは理にかなっているのです。
「春バテ」の正体②——自律神経の乱れ
西洋医学的な観点からも、春の不調には明確な理由があります。
春は昼夜の寒暖差が大きい季節です。朝晩はまだ肌寒く、日中は汗ばむほど暑い——この気温差に対応するために、自律神経(交感神経・副交感神経)はフル稼働しています。
自律神経は「アクセル(交感神経)」と「ブレーキ(副交感神経)」の切り替えを担うシステムです。寒暖差が激しいと、このスイッチの切り替えが頻繁に起きます。
その結果——
● 切り替えが追いつかず、慢性的な疲労感が蓄積する
● 夜になっても交感神経が優位なまま→眠りが浅い
● 朝、副交感神経から切り替わりが遅く→起き上がれない
これが「よく寝ているのに疲れが取れない」「朝がつらい」の仕組みです。
病院で「異常なし」って言われることが多そうな症状だね。
そう。血液検査でも画像でも出てこないから「気のせい」にされやすい。でも体は確実にサインを出してる。自律神経の乱れや東洋医学的な「気の滞り」は、ちゃんとアプローチすれば改善できる不調なんだよ。
今日からできる「春バテ」セルフケア3つ
① 「太衝(たいしょう)」のツボを押す
東洋医学で「肝」に直接アプローチするツボが太衝(たいしょう)です。
場所は足の甲、親指と人差し指の骨が合わさる少し手前のくぼみ。押すと少しズンとした感覚があります。
● 両足に各30秒〜1分、ゆっくり親指で押す
● お風呂上がり、就寝前がおすすめ
● 強く押しすぎず「気持ちいい痛さ」の強さで
気の巡りを整え、イライラや目の疲れ、だるさに効果的です。
② 「深呼吸」で自律神経をリセットする
自律神経を整える最もシンプルな方法が、呼吸です。
おすすめは「4-7-8呼吸法」:
● 4秒かけて鼻から吸う
● 7秒間息を止める
● 8秒かけてゆっくり口から吐く
これを3〜4回繰り返すだけで、副交感神経が優位になります。朝の体が重い時間、寝る前、気分が落ち込んだ時に取り入れてみてください。
③ 「起床・就寝時間」を固定する
自律神経は「リズム」を整えることで安定します。
忙しい日でも、休日でも——起きる時間と寝る時間をなるべく同じにするだけで、体内時計が安定し、自律神経の切り替えがスムーズになります。
理想は起床時間±30分以内。完璧にこなすより「ほぼ毎日ほぼ同じ」を目指すほうが体には効果的です。
3つとも、お金も道具もいらないね。
そう、今日の夜から始められる。「体がしんどい」と感じてる人は、まずこの3つを1週間やってみて。変化を感じる人がほとんどだよ。
こんな状態が続くときは、ひとりで抱え込まないで
セルフケアで改善するケースは多いですが、次のような状態が続く場合は、専門家に診てもらうことをおすすめします。
● 1ヶ月以上、だるさや不眠が改善しない
● 体重の急激な変化がある
● 気分の落ち込みが日常生活に支障をきたしている
「病院では異常なし」と言われても、東洋医学のアプローチで改善する不調はたくさんあります。鍼灸・コンディショニングも選択肢として知っておいていただけると嬉しいです。
まとめ
● 春のだるさ・やる気のなさは「春バテ」として東洋医学では古くから認識されている
● 原因は「肝(かん)の疲れ」と「自律神経の乱れ」の2つ
● 今日からできるセルフケア:①太衝のツボ押し ②深呼吸(4-7-8法) ③起床・就寝時間の固定
● 「気のせい」「怠け」ではない。体が出しているサインを無視しないで
「体がしんどい」と感じること自体、体が正直なサインを出してくれてる証拠。まずは今夜、深呼吸1回とツボ押しから始めてみて。その小さな1歩が、体を変えていくよ。
三好でした!!
体の不調・だるさでお悩みの方へ
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